声で楽しむ

声優、ナレーションの仕事募集がクラウドワークスに沢山出ている件

YouTubeが大アニメ時代に突入しました。ヒカキンさんやキリンさんなど、有名ユーチューバーがこぞってアニメ化に手を付け始めています。それ以外にも、イラスト屋っぽいイラストで怖い動画とか上げてるチャンネル沢山ありますよね。それもあって、クラウドソーシングシステムに、声優、ナレーション、シナリオライター、イラストの仕事が今沢山出てるんです。ってことで今回はそんなお話。

実際に声の仕事探してみた

【アニメチャンネル急成長!】次のYouTubeトレンドはVTuberならぬCTuber!?

↑2019年9月の記事なのでまた流行は変わってると思いますが、これ関連の仕事募集結構まだまだたくさん出てるんですよねー。

クラウドワークスで、「声優・ナレーション制作」の仕事「未経験可」で検索すると(2020/5/28時点)734件も仕事出てきました。

クラウドワークスで実際に探してみる

未経験可とはいえ敷居高いのかなと思いきや、実はそうでもなく。というのも、YouTube見てる方なら分かると思うのですが、明らかに素人みたいな人が声当ててる動画ってありますよね(投稿者とは別の人が声当ててるやつね)。

あぁいうの、なんやかんや最後まで見ちゃったりしません?一種のマーケティング戦略なんでしょうなぁ。ってことで、プロばかりが求められているわけではないってことなんですね。もちろんプロ向け、というか上手な方の募集もあります。

筆先ちひろ
筆先ちひろ
びっくりしたのですが、声マネできる人の募集とかもあるんですねー。

金額ってどれくらい?

案件を眺めてると、

300文字読んで1500円
1000文字読んで1500円

と幅があります。

報酬と仕事の質の話

▼報酬が低い▼

依頼者は質をたいして求めていない。
初心者でも契約に繋がりやすい。
モチベは保ちにくい。

▼報酬が高い▼

依頼者は質を求めている。
実績がある方が契約に繋がりやすい。
モチベを保ちやすい。

自信が無い、もしくはなかなか契約に繋がらないと言う場合は、低額なものに挑んで、まずは実績を作るというのもありでしょう。

この仕事ってどこで見てるの?

クラウドソーシングシステム上に募集があります。なんじゃそりゃって方もいると思うので。サービス名を大手2社で挙げると、クラウドワークス、ランサーズがそれにあたります。

どんな風に働くの?

筆先ちひろ
筆先ちひろ
基本的に全てシステム上で完結するので、依頼者の希望が無ければ依頼者と顔を合わせることも無く、電話することも無く。文字だけでのやり取りになることも多いです。システムは、スマホでも利用出来ますが、PCがあった方が楽。

まず応募(提案)

良さげな案件が見つかったら、まず応募。

応募画面はこんな感じです。クラウドワークスのスクショですが、ランサーズも似たような画面です。

例えば、ナレーション募集のお仕事に応募するとします。その場合、応募(というより提案)時に自己紹介とかをします。バイトに応募するときの履歴書のような役割がこれ。

提案例

初めまして。筆先ちひろと申します。
掲載中の案件にご提案させていただきたく。

これまでナレーションの経験はありませんが、雑音の入らない環境下での録音が可能です。

参考までに使用する録音機器と、サンプルボイスのURLを記載させていただきます。
○○○○

納品時期につきましては……

とかね。

まぁ私がライターの仕事で使ってる提案文ちょっとイジった感じです。実績があればその作品を書いた方がいいですし、どこか養成所のようなところに通っていたとかそういうのも強みになると思います。

システム上に提案するページがあるので、書類で送ったり、電話したりとかはありません。PCかスマホがあればOKです。

選考が始まる

選考はバイトを始めるときと同じ感じですね。募集している人が提案を参考に、いいなと思う人を選びます。面接は基本ありません。高額案件だとWEB面接があったりするのをたまに見かけますが。

双方合意のもと契約

依頼者さんがあなたにお願いする!ってなった場合に、システム上から連絡をくれます。金額の最終確認をして契約となります。難しい書類とかは特になく、全てシステム上で完結します。

宅録でいいの?

案件に寄りけりですが、宅録でOKのものが多いように感じました。ただし、雑音が入らないとか、納品形式(wav、mp3)とか依頼者の希望があるはずなので、最低限それは守りましょう。案件自体に注意事項として書いてあることもありますし、分からなければ提案前に質問することも出来ます。

参考

 

納品・検収・報酬確定(完納)

実際に録音ファイルが録れたら、それをシステム上で納品します。その後、依頼者は検収(修正してほしい部分がないか、納品物に間違いがないか、検品のようなもの)を行います。問題が無ければ依頼者からOKが出され、報酬GETとなります。

バイトと違うのは時間単価ではなく、仕事完成で報酬が払われるという部分ですね。依頼の音声を完納した時点で報酬が払われます。依頼者のイメージに合わなければ、録りなおしや修正をお願いされることもあるでしょう。

筆先ちひろ
筆先ちひろ
完成までにかなりの時間がかかってしまったとしても、時給ではなく、仕事完成に対する対価なので、報酬が変動することはありません。

お金ってちゃんと振り込まれるの?

安心してください。振り込まれますよー。メルカリと似たような感じで、依頼者が先にシステムに払ったところで契約締結となります。んで、完納となると作業者にお金が入る仕組み。

クラウドワークスとランサーズどっちがおすすめ?

どっちも登録してしまうに越したことはありませんが、もしどちらか、と思っているのであればクラウドワークスがおすすめ。システムもクラウドワークスの方が使いやすいです。ランサーズはスマホアプリの使い勝手が悪いのと、お堅そうな案件が最近多い。

因みに私、ランサーズのアプリの使い勝手にかなりご立腹でして。まぁPC持ち出してやるし、スマホもブラウザ版で見るからいいっちゃいいんですが。本音を言うと、自分のとこのサービスでエンジニア募集して開発すればって思ってるくらい(酷い)。

Appストアの評価もランサーズ1.3に対しクラウドワークス3.7。Ver更新もランサーズさん2019年の8月で止まってるんですよ。最早なぜアプリ版リリースしたよって感じ。スマホ時代にこれはちょっと。これが原因でお堅い案件ばっかなのかなって思ってるんですけどね。ってなわけで一昔前はランサーズが盛り上がってたのですが、最近はクラウドワークスが盛り返している印象。

とまぁ、長々文句を垂れてしまったわけなのですが。クラウドソーシングシステムというと、やはりこの2社がまず名前があがるので。WEBライターはどちらも登録している人が多いです。


▶クラウドワークスの詳細はこちら

▶ランサーズの詳細はこちら

あともう1個、上2つは自分で提案して選んでもらうサービスですが。逆なのがココナラ。先にこの値段でこれやります、って自分を売り込むサービスですね。既に自分にある程度ファンが付いてると参入しやすいです。



百聞は一見に如かず。実際に登録してみて、案件見てみるといいかと。今って個人の芸が仕事になる時代なので、養成所のルールなど、特にしがらみがなければ挑戦あるのみ。

クラウドソーシングシステムでの仕事が向いてる人

  • レスポンスが早い人(連絡がまめな人)
  • 最後までやり遂げられる人
  • 自宅で仕事したい人

余談:これって副業?

会社勤めの方が気になるところかと思います。副業と本業ってどっちがどうとか決まってないですが、一般に得られるお金の多い方を本業と呼ぶことが多いです。

んで、雇用契約結んでいる(特に正社員の方)は、副業にあたるので、就業規則確認した方がいいかもですね。給与所得以外の所得が20万円を超えると、確定申告が必要になります。

まぁ20万稼ぐまで続くかどうか、ってのは置いといて。確定申告をすると住民税絡みで会社に副業がバレる可能性もあります。国が副業OKにしようって言ってる時代ですので、副業NGの会社も減ってきてはいると思うんですけどね。

気になる方はこちら▼
副業の確定申告に関係する「20万円以下」の意味とは?

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